結婚資金をFXで溶かした不動産会社員が出張ホストに出戻り補填中

拓海 25歳 会社員

FXの失敗で結婚資金200万円を失う…

僕は不動産営業職に就く25歳の会社員です。普段はスーツを着て、お客様の住まい探しをお手伝いしています。性格は前向きで明るく、同僚からも「お前はいつも元気だな」とよく言われます。仕事はやりがいがあり、お客様から感謝の言葉をいただけるたびに、この仕事を選んでよかったと感じます。

実は学生時代、このお店(出張ホスト)で少しだけ働かせてもらっていました。生活費や遊びのお金を稼ぐのが目的でしたが、人と話すのが好きな自分にはとても向いている仕事でした。

結婚資金が一瞬で消えた日

そんな僕には、結婚を前提に付き合っている彼女がいます。結婚資金のため、コツコツと貯金して200万円を貯めました。ある日、職場の先輩から「FXでかなり稼いでいる」という話きき、ついその気になり手を出したのが始まりでした。

最初は順調に増えた時期もありましたが、半年後にはなんと全額を失ってしまいました。正直、頭が真っ白になりました。資金は二人で同額出す約束なので、結婚までにどうにかしなければなりません。とはいえ、副業をしても時間は限られています。

マネージャーに相談し出戻り復帰

悩んだ末、学生時代にお世話になったこのお店のマネージャーに相談しました。「週4日、会社帰りに数時間だけでも働けますか?」とお願いすると、「もちろん歓迎だよ」と快く受け入れてくれました。こうして僕は再び、出張ホストとして働き始めました。

ありがたいことに、学生時代のお客様がまた指名してくださったり、新しいお客様とも良い関係を築けています。営業の仕事で培った会話力や気配りが、この仕事にも大きく役立っていると感じます。収入も順調で、結婚資金の穴埋めが現実味を帯びてきました。

自分にはFXより不動産が性に合う

働きながら改めて思ったのは、やはり僕にはFXよりも不動産投資のほうが合っているということです。不動産は知識や経験を活かせるし、手堅く資産を増やせる可能性があります。これからは無理な投資はせず、地に足の着いた方法で資金を運用していこうと決めました。

それに、この出張ホストの仕事は稼げる上に、自分の人間力を磨くことにもつながります。結婚後も、彼女には内緒で続けて、へそくりや不動産投資の資金をつくりたいと考えています。

明るく前向きに未来へ

結婚は人生の大きな節目です。お金の失敗は痛かったですが、それをきっかけに行動し、短期間で稼げる道を見つけられたのは幸運でした。今は日中は不動産営業、夜は出張ホストという二足のわらじで前向きに過ごしています。

この経験を通して、どんなピンチも行動次第でチャンスに変えられると実感しました。これからも笑顔を忘れず、しっかりと資金を貯め、結婚後の生活や将来の夢に備えていきたいと思います。