ホールスタッフから出張ホストへ、軽い気持ちが人生を変えた話

飲食店のホールスタッフとして働く日々が続いていました。毎月の給料は決まっていて、生活費を差し引くとほぼ手元には何も残らない。そんな状態が当たり前だと思っていたんですが、心のどこかでは「いつか金持ちになりたい」という漠然とした憧れを持ち続けていました。その憧れだけはなぜか人一倍強かったんです。

唯一の楽しみは、給料日に少し無理をして遠くまで車を走らせるドライブでした。ただ、財布の中身を気にしながらの運転では、どうしても心から楽しめない部分があって。「いつかこんなことを気にしないで運転できたらな」と何度も思いました。そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら、毎日ホールスタッフの仕事をこなしていたんです。

飲み会で知った出張ホストという世界

転機は思いがけないところからやってきました。友達と参加した飲み会で、出張ホストという仕事の存在を初めて知ったんです。話を聞いてみると、給料が結構良いらしい。そして何より、明るくてお調子者なタイプが向いているという話を聞いて、「あ、これ自分のことだ」と思いました。

別に深く考えたわけじゃなくて、正直に言うと軽い気持ちで応募しました。「稼げるならやってみるか」くらいのノリです。おバカな性格が活かせそうだという点も、妙に自信につながったんですよね。真面目に向き合うというより、気楽にチャレンジしてみようという感じでした。

あっさり採用、そして予想外の反応

面接を受けてみたら、あっさりと採用が決まってしまいました。「ホールスタッフの経験があるし、人付き合いも上手そうだね」と採用担当の方に言ってもらえて、拍子抜けするほどスムーズでした。初出勤の日は少し不安もありましたが、持ち前の明るさとおバカなキャラクターで何とかなるだろうと思いながら臨みました。

すると、これが意外と好評だったんです。変に気を張らず、自分らしく笑いを取ったり、トボけたりしていたら、お客様に喜んでもらえることに気づきました。笑いの絶えない会話が評判を呼ぶようになって、思いのほか早い段階から指名が入るようになったんですよね。最初は「こんなうまくいくのか」と驚きを隠せませんでした。

ホールスタッフの時には感じられなかった、仕事の充実感を感じるようになりました。接客という点では同じ仕事なんですが、お客様との関わり方の深さが全然違うんです。一人の人としてちゃんと向き合える環境って、こんなに仕事を楽しくするんだなと実感しました。

稼げるようになって見えてきた変化

稼げるようになってくると、生活が確実に変わりました。まず嬉しかったのが、少し良い車に乗り換えられたことです。前の車から乗り替えた時、初めてのドライブは本当に気持ちよかった。財布の中身を気にしながら走るんじゃなくて、心に余裕を持ってドライブができるって、こんなに幸せなんだ。そう思いました。

以前よりのびのびと遠くまで走らせることができるようになったし、途中でご飯を食べたり、好きなものを買ったりすることもできるようになった。こういった小さな変化の積み重ねが、心の満足度を大きく上げてくれたんです。お金が全てじゃないと知ってはいても、やっぱりお金があると自由度が上がるんだなと改めて感じました。

ただ、この仕事をしていて大事だと気づいたのは、派手な暮らしを目指すことじゃなくて、着実に稼ぐことの重要性です。一時的にお金が入っても、それを浪費していては何も残らない。むしろ、地道に貯蓄をしながら、少しずつ自分の資産を増やしていく方が、本当の意味での豊かさにつながるんだと思うようになりました。

新しい目標に向かって

今は「いつか本当の意味での金持ちと呼ばれる存在になりたい」というのが、目標として明確に見えています。出張ホストという仕事を通じて、お金を稼ぐことの喜びだけじゃなく、お金を活かして人生を豊かにするという視点も持つようになりました。新宿で働く中で、様々な背景を持つお客様と出会う機会も増え、人生経験も確実に増えている気がします。

職場の仲間たちを見ていても、みんな何かしらの目標に向かって頑張っている。その姿勢が自分にも良い刺激になっています。自分たちのような世代が、こうして高額な稼ぎを得られる環境があるのは、本当にありがたいことだと思っています。

軽い気持ちで応募した出張ホストという仕事が、こんなに人生を変えるとは思いませんでした。おバカなキャラクターが活かせる環境があるって、本当に大事だと気づかされました。今日も、明るく仕事に励みながら、少しずつ夢に近づいていく。その過程を楽しむことが、今の自分の一番の幸せです。

太陽 24歳 ホールスタッフ