父の浮気きっかけで出張ホストに!高収入のおかげで東京での一人暮らしを満喫中

東京への憧れと父との同居生活

東京の大学を選んだ理由は、シンプルに憧れだけでした。高校生の頃に父親が東京へ単身赴任になって、帰省するたびに聞かせてくれる東京トークがずっと刺さっていたんです。大学入試では迷わず東京の大学一択で、合格したときはガッツポーズが止まりませんでした。入学当初は父親のマンションに転がり込む形で一緒に住まわせてもらって、知らない土地でも父がいるおかげで意外となんとかなるもんだなと、わりと気楽に新生活をスタートできていました。授業にも友達にも少しずつ慣れてきて、このままのんびりした大学ライフが続くんだろうなと思っていたんですよね。

ところがある日、父親の浮気が発覚してしまいました。もう頭の中が一瞬でフリーズしましたね。父とはかなり激しく言い合いになって、さすがにこれ以上一緒には無理だと判断した僕はマンションを飛び出しました。そこからしばらくは友達の家を転々とする日々がスタートです。友人たちには本当に感謝しかないんですが、ずっと甘え続けるのも申し訳なくて、とにかく早く自分の拠点を作らないとという気持ちで頭がいっぱいでした。

出張ホストという選択肢との出会い

住む場所を確保するために動いたのが、寮付きのバイト探しでした。ネットで条件を絞りながらいろいろ検索していたら、出張ホストの求人が目に飛び込んできたんです。最初は「いや、これは自分には関係ないやつだ」とスルーしかけたんですが、なんとなく読み進めてみたら止まれなくなってしまいました。夜から働けるから昼間の授業に支障なし、給料は普通のバイトと比べて格段に高い、日払い対応でノルマなし、おまけに無料の寮付きという、まるで僕のために用意されたんじゃないかってくらいの好条件が並んでいたんです。

自分にできるのか不安がなかったといえば嘘になります。特別イケメンでもなければ、トーク力に自信があったわけでもありません。でも「このチャンスを逃したら、この底辺生活からいつ抜け出せるんだ」という気持ちの方が全然強くて、よし行くぞと自分を奮い立たせて面接に応募しました。結果は無事採用で、本籍の証明書など必要な手続きもトントン拍子で進み、面接からたった数日後には初出勤を迎えていました。

新しい生活と家族のこれから

初日はさすがに緊張しましたが、丁寧に接客することだけを意識して臨みました。するとありがたいことに初日から指名をもらえるようになって、日払いで手元にお金が入るたびに「あ、本当に生活変わってきてるじゃん」という実感が湧いてきました。そして2ヶ月後にはついに自分の部屋を借りることに成功です。築古の狭い木造アパートですが、誰にも気を遣わずに過ごせる自分だけの空間は最高でした。初めての一人暮らし、想像の100倍快適です。

そんな充実した日々を送っていたら、母親から両親の離婚話が進んでいると連絡が来ました。元々あまり仲が良い二人ではなかったので、正直「ついにきたか」という感じでしたね。高校2年生の弟の卒業を機に、母親の実家のある埼玉へ移り住む予定だそうです。「埼玉に来たら一緒に住もう」と言ってくれているんですが、この自由で気ままな一人暮らしをそう簡単には手放せないのが本音です。でも家族のことは大切にしたい。だから今は毎月バイト代の一部を母親に仕送りできるように、しっかり稼いでいくつもりです。いろいろあったけど、自分で道を切り開いている感じがして、今の生活結構好きなんですよね。

亮太 20歳 学生