大学を退学して東京へ逃げた僕が兄のおかげで出張ホストの売上TOP3に入れた話

名古屋を飛び出して兄の家に転がり込んだ

いやー、今思い返すとけっこう無茶なことしてたなって思います。地元の大学に入ったはいいものの、どうしても合わなくて、気づいたら親に何も言わず退学届を出してました。案の定、父親にめちゃくちゃ怒られて、勢いで「東京行くわ!」って飛び出したんです。就職先? そんなもの何も決まってません(笑)。

とりあえず頼ったのは東京にいる兄でした。子供のころからずっと優しくて、突然「泊めて」って連絡しても「いいよ来いよ」って言ってくれる人なんです。そんな兄の家に居候しながら、バイトをかけ持ちしてぼちぼち生活してたんですが、ある夜、兄がさらっとこう言ったんです。「俺さ、学生のとき出張ホストやってたんだよね」って。え、初耳なんですけど!?

兄の紹介で面接を受け採用されるまで

その告白、正直めちゃくちゃ意外でした。あの真面目な兄が…って。でも話を聞けば聞くほど「それ、僕もやってみたい!」ってなってきて。人と話すのは好きだし、何より収入を増やしたかったので、素直に「興味ある」って伝えたら、兄はあっさり「じゃあ連絡してみるよ」って言って、自分がかつて働いてた店にアポを取ってくれました。話が早すぎる。

面接当日はさすがにドキドキしましたが、兄の評判が相当よかったらしく、トントン拍子で話が進んで無事採用! 担当の方に「お兄さんのご紹介なら安心ですよ」って言っていただいたときは、兄のブランド力すごいなって純粋に感動しました。その夜、報告したら兄は「よかったじゃん」って一言だけ。それがまたカッコよかったりして。

1週間で初指名3ヶ月でTOP3に入れた

入店前に兄からみっちり接客の極意を教えてもらいました。距離感の取り方とか、会話の広げ方とか、場の空気の読み方とか。さすが経験者、教え方がうまい。おかげで初日からそこまで緊張しなかったし、入店1週間でさっそくご指名のお客さまが付いてくださいました。早くない?って自分でも思いましたけど、素直に嬉しかったです。

そこからリピートのお客さまがどんどん増えていって、気づいたら入店3ヶ月で売上ランキングTOP3にランクイン。結果を見たとき、画面を二度見しましたもん(笑)。稼げるようになってきたタイミングで兄の家を出て一人暮らしを開始。毎月ちゃんと生活できて、ちょっと貯金もできて、「あ、東京でやっていけてる」ってなったときの達成感はかなりのものでした。

兄に認めてもらい父親とも和解できた

仕事が軌道に乗ってきたころ、兄がぽろっと言ってくれたんです。「将来独立して会社やるから、そん時は手伝ってくれ」って。冗談っぽいトーンだったんですけど、目が笑ってなくて。迷惑ばかりかけてきた兄に初めて頼りにしてもらえた気がして、めちゃくちゃ嬉しかったです。絶対ついていきます、という気持ちがあふれました。

さらに兄が父親に「あいつは頑張ってるから許してやって」って話してくれてたみたいで、ずっと帰れなかった実家にようやく顔を出せるようになりました。久しぶりに父親と話したときはさすがにちょっとしんみりしましたが、まあそれはそれで。何はともあれ、この流れ全部、兄のおかげなんですよね。ほんとに頭が上がらないです。

富裕層とのご縁を大切に兄の夢を支えたい

今は出張ホストの仕事を通じて、富裕層の方々とのコネクションをどんどん広げています。ただ稼ぐだけじゃなくて、ここで築いたご縁を、兄が会社を立ち上げたときに役立てたいっていう気持ちが大きいんです。一つひとつの出会いをちゃんと大切にしながら、将来につながる動き方をしていきたいと思っています。

退学して、喧嘩して、無計画に飛び出してきた21歳の自分が、まさかこんな展開になるとは思ってませんでした。でもこうして楽しく仕事できているのは、間違いなく兄のおかげ。生涯ついていこうと思ってるし、いつか恩返しできる存在になりたいです。何か迷ってる人がいたら、とりあえず信頼できる人に話してみるのが一番だよって、僕は声を大にして言いたいです。

翔琉 21歳 フリーター