ホストに憧れて茨城から上京し3ヶ月で出張ホストに転職

ホストに憧れて茨城から上京してきました

僕はホストに憧れて、大学の卒業と同時に10万の貯金を持って茨城から新宿へと上京してきました。右も左もわからない状態で、たまたまネットで求人をかけていた歌舞伎町の某ホストクラブに入店したのですが、ホストの仕事は確かに高収入だったのですが、想像よりもかなり過酷。家はないのでホストクラブの寮に住みながら頑張っていたのですが、狭い寮生活でのストレスで体調を崩して、休んでしまうとかなりの罰金があったり、ノルマが果たせなければ罰金などで、実際はたいした金額を手にすることができません。

それに、お客様ではなく売り上げ第一の店の方針に全く慣れることができずに、我慢の限界が来て3ヶ月で退店することに。罰金や生活費で結局貯金も切り崩してしまったため、所持金が8千円しか無い状態でした。

ネカフェでギリギリの状態で見つけたのが出張ホストの仕事でした

所持金が8千円の状態で寮を出されてしまったため、僕はネカフェに止まって、寮付きのないとワークをネットで探していました。そんなときに見つけたのが出張ホストの募集でした。サイトの内容を見てみると、ホストとは様子がかなり違う様子でしたし、そもそももう明日、明後日の食費すらない状態だったので、迷わず応募し、面接ではホストに挫折したことや所持金が8千円を切ってしまったことを正直に告白しました。

僕の切羽詰まった様子が伝わったのか、マネージャーさんは安心させるように「ホストクラブとは全く仕事内容が違うから全然安心して!」と言ってくれました。それで、無事採用が決まって、その日のうちに入寮も決定し本当に安堵した記憶があります。そこから、諸々書類を提出して出張ホストのキャストとして晴れてデビューすることなりました!!

高額バイトの触れ込みはウソではありませんでした!

一段落して、実際に仕事をしてみると、サイトの情報通り今までのホストクラブとは全く違って、ノルマや営業も一切なしで出勤も自由。しかも、老舗店でお店の集客力が高いせいか、出勤すれば指名が入り問題なく稼げるという、元ホストで地獄を味わってきた身としては、驚くほどの良い職場環境に感動すら覚えました。本当にホストクラブを辞めて正解だったと、その日の夜は久々に美味しいご飯を食べながら、ちょっと涙が出てきたほどです。

今では、大分貯金も貯まり、そろそろ寮を出て新宿のマンションで一人暮らしもできるような状況になってきましたし、食生活も良くなったのか肌の調子も良く、ますます指名をいただけるようになりました。ここまでこれたのも、このお店を見つけられたからだと思っています。出張ホストに入店できて人生のどん底から這い上がることができ、本当にラッキーでした。もし、ホスト店で辛い思いをしている人がいたら、いっそう思い切って辞めて、本当に自分が働きやすいお店、ちゃんとしたお店で働き直すのも大切なことだと思いますので、僕はおすすめします!!

ライト(仮名) 23歳 ホスト