フルーツ農家と出張ホストを兼業して将来の基板を構築中

冬の間の出稼ぎワークとして出張ホストのバイトをしています

自分は山梨県で親・兄弟と一緒にフルーツ農家の仕事をしています。春から秋までは毎日休みがないくらい忙しいんですが、冬になると急に暇になるので、毎年、新宿のウィークリーマンションを借りて、出張ホストの仕事で出稼ぎしています。

この仕事は元々、東京に上京した高校の仲の良かった同級生が、地元に戻ってきたときに、「こんな仕事を募集しているところがあるよ」と教えてくれたのがきっかけで、応募してみたのですが、こんなに高収入なバイトは田舎の方じゃ考えられず、当時はすごく驚きました。ですが、冬の間遊びほうけている兄弟や、暇そうに日がな1日TVを見たり、地元の人たちと飲んだり、婦人会だと言って編み物ばかりをしている両親を見ていて、差を作りたいと思って応募することに決めました。

刺激的でこんなに楽しい仕事はないと思っています

地元ではかなり時間がゆっくり流れていって、確かに自然豊かで冬の期間でも田舎暮らしも悪くはないと思います。ですが、変化が好きな自分にとって、新宿などの都会の生活も刺激的で楽しく、この二重生活もう3シーズン目になります。お客様とはフルーツのあれこれの話で盛り上がったり、何でも珍しがる自分が面白いのか、見たこともない都会の景色が見られる、高級ホテルのレストランに連れて行ってもらったり、普通では入れないような、大人な雰囲気のバーに連れて行ってもらい珍しいお酒をご馳走になったりと、本当に楽しく仕事をさせてもらっています。しかも心配だったコロナ禍でも、しっかり稼げることができて大満足です。これが都会の仕事かと、感心しきりです。

兄弟のように遊んでいる訳ではないのですが、色々と連れて行ってもらっているので、お金をもらってレジャーをしている気分になることもあって、ちょっとラッキーだと思っています。

冬は出稼ぎで将来の為の基板を作っています

こんな風に冬の間だけですが仕事をさせてもらっているのですが、元々が高収入ですし、特に遊んでいるわけでもないので、貯金もあっという間に貯まってきました。実は自分はフルーツ農家の次男坊なので、将来を考えると長男が農園のほとんどを引き継いでしまうと思います。そのときに自分はどうなるのかなと考えて、新しいビジネスを始めようと思いました。見た目が販売に適さない、形の悪いフルーツを有効活用した、フレッシュジュース店をやれたら、例え農家を継がなかったとしても、兄の手伝いや従業員という立場ではなく、対等な立場で農園のフルーツを入荷し、自分の仕事としてお金を得ることができます。

それなら不安も不満感もなく生活をすることができる気がするので、今はよい物件がないか、良い流通の方法や、マーケティング方法はないかと色々調べています。また今年も冬の間はお世話になるつもりですが、店長や顔なじみの同期キャスト、そしてよく指名してくださるお客様にアドバイスを聞いてみようと、今からすごく楽しみになっています!!

陽羽(仮名) 25歳
 農家