せっかく募集していたのでお試しで出張ホストにチャレンジ

自分は都内某所の、外語系の大学一年生。コロナの影響も少なくなって、来年はワンチャン留学ができそうなのでその資金になればと、普段はファミレスでバイトをしていたのですが…給料日前になるといつも金欠。実家が中流家庭で、ギリギリ大学の費用は出してもらえるし、生活費とかにも困るほどではないのですが、それ以外の費用に関してはお小遣いすら自分持ちなので、ちょっと遊んだりすると時給単価の低いバイトの給料では貯金することもままなりません。

それで、ファミレスの他に、これまで友達の紹介で単発の日雇バイトとかもやって、ダブルワーク状態になることも。そんなときに、友達の地元の連れが出張ホストをやっていて、まだ募集しているという話を聞きました。さすがに気楽にやるとも言えない仕事だったんですが、シフトも自由が利くし、なにより単発でもOKと教えてもらい、友達と2人で面接に行き5日ほどお試しでチャレンジさせてもらうことにしました。

お試し単発のつもりがかなり有意義に仕事をさせてもらうことに

仕事を始めて、友達はあまり自分に向いてないと感じたようで、お試しの5日間を待たずにすぐに辞めてしまったのですが、自分はお客様と話したり、お客様の話を聞いたりするのが楽しくて、初日で指名をいただけたりとしっかり稼ぐことができました。そんなわけで、5日だけのつもりが、高収に惹かれて、現在3ヶ月目。お陰で、今までとは違い、買いたいものはあまり金額気にせず買えるようになり、しかも、お客様には美味しいご飯をご馳走していただいたり、普通ではいけないようなお店に連れて行っていただき、お土産やプレゼントをいただいたりと、とても有意義に過ごすことができています。

友人と自分との違いは、接客を楽しめるかどうかと言うことの他に、逆にホストのようなノリをしなくてはいけないと思い込んでいたところにあるのかなと思います。自分はともかく、できる限りお客様に不快な思いをさせないよう、清潔感に気を付けて、できる限り自然体でお客様との時間を楽しめるようにしたところが良かったんじゃないかなと思っています。

今後も将来の夢の為に不定期で働いていきたいと思います

予定していた5日間が3ヶ月にもなって働いてしまいましたが、出勤も自分の自由が利くので体にも学業にも負担がなくて助かっています。それに、大学を卒業して、就職した後も副業として働いている先輩キャストもたくさんいて、色々と有意義な話を聞くことができているので、自分も、就職後も不定期で副業したいと思っています。今の将来の夢は20代で新宿にマンションを買うことなんですが、きっと出張ホストのバイトを続けていければ、25歳くらいまでにはその夢が叶うんじゃないかなと思っていますし、もしかしたらちょっと離れた千葉とかのベッドタウンの中古マンションくらいだったら、在学中に買えそうな気もしています。

葵（仮名）　19歳
　学生