マネージャーにスカウトされた元居酒屋店員

居酒屋でバイトをしていたところをスカウトされました

出張ホストのこの仕事をする前は、新宿の居酒屋で働いていた僕ですが、お店によく来ていたマネージャーさんに「今、人手が足りなくて求人を募集しているんだけど、キミなら人気になると思うんだけよね」とスカウトされて、思い切って、出張ホストのキャストに転身しました。ちょうどその頃は、コロナの影響でシフトが減らされていたので、むしろいい機会で、一人暮らしも始めたいなと思い、新たな世界に飛び込んでみたのが、人生好転の始まりでした。

必要とされている感覚で仕事ができるのがすごいところ

初めての夜の仕事に不安がなかったわけではなかったのですが、実際やってみると、出張ホストのバイトは何もかもが新鮮で、楽しく毎日過ごすことができる仕事だとわかりました。居酒屋の仕事も接客業としては同じ土俵なのかもしれませんが、出張ホストのほうが「人に必要とされている」と強く感じることができ、とてもやりがいがあるのです。それに、頑張れば頑張っただけ、すぐにお給料に反映してもらえるところも、「見てもらっている」と感じられる部分で、あのまま、ただの居酒屋店員として一生を過ごさないで良かったと思います。

お陰で、あっという間に高収入を得られるようになって、一人暮らしも余裕でできるほどに。出張ホストのバイトに転身してから3ヶ月で新宿のオートロック付きマンションに引っ越すことができるようになりました。さらに、ジムなどにも行ける余裕があるので、体を鍛えたり、よい食生活ができるようになったお陰か、お客様にもより高評価をいただけるようになって、さらに指名が増えて…と、すごい好循環が生まれました。

自分に自信が付くし「考える頭」も生まれる良い仕事です!

居酒屋店員として毎日決まった仕事をしていた時は、それこそロボットのように、店長や先輩の言うとおりに仕事をただこなしていただけでよくて、むしろ「この方が効率がよくなるのでは?」とよりよい行動を取ると「余計なことをするな」「自分だけ目立つ気か」「みんなができるようにみんなと同じことをやれ」と怒られたりするほど。ですが、この出張ホストの仕事は、「どうしたらお客様に喜んでいただけるだとう」と一生懸命自分なりに考え、実践するとより大きな見返りも来るし、マネージャーさんやスタッフさんにも褒められるので、考えること放棄せずにすみます。

さらに、こうした部分を考えていたお陰か、私生活もモテるようになって、自分に自信が持てるようになったし、いいこと尽くめ。あのとき僕をスカウトしてくれて、人生を変えてくれたマネージャーさんにはとても感謝しています。今は週5でバイトを入れさせてもらい、メインで稼がせてもらっていますが、今後はこのお金で語学を習ったり、資格を取ったりして、自分のこれからに備えていけたらいいなと思っています。

咲耶(仮名) 25歳 フリーター