就職したものの出戻りでバイト中

しばしば「意識が高い」と言われたりするのですが、自分は現在出戻りでこちらの店で出戻りバイト中の身です。元々大学時代に学費を稼ぐために、出張ホストとして三年間勤務していたのですが、大学を卒業と同時に出張ホスト方も卒業してしまっていました。

それがなぜ出戻りバイトなんかをしているのかというと、卒業後、一時は新宿から地元へ帰り、親のコネでとある上場企業のハウスメーカーで仕事をしていましたが、1年ほど仕事をして周囲を見てみると、既得権益にぶら下がっているような、政治家大好きなおじさんばかりのような会社だなと気がつきました。ある程度の高収入は得られていたものの、このままここに居ては、自分自身もダメになるし、きっとこの先の変わる時代に生き残れないだろうと思い、思い切って退職することしたんです。

こうした理由で、今では東京に出直して、再び、お世話になっていた出張ホスト店でバイトをすることになりました。

二足のわらじでも辛くはありません

もちろん、ただ新宿に戻ってきた訳ではなく、現在、ファイナンシャルプランナーの資格を取るために、専門学校に通っています。学校に通いつつ、東京都心で一人暮らしをしつつ仕事をしているというと、大変そうだとよく言われるのですが、出張ホストのバイトはシフトの自由も効きますし、無理なノルマや、飲酒を勧められるようなこともないため、体的にもすごく楽ですし、お客様への接客も、よくあるホストのような常にノリノリでいなくてはいけないような圧もなく、ごく普通にお客様第一の接客で喜んでいただけたり、指名をいただけたりするので精神的にもきつくはありません。

なにより、稼げるので二足のわらじでも辛いこともなく、無理なく過ごせています。それに、お客様はしっかりとしたが多いため、ファイナンシャルプランナーの勉強についてのアドバイスをいただいたり、政治や経済といった難しい話でもわかりやすく話してくださることもあるので、出勤するだけで勉強になることも多々あります。

大きな夢であっても叶えられる環境です

自分は専門学校卒業を卒業し、ファイナンシャルプランナーの資格を取った後は、都内の地元密着型の信用金庫で働きたいと考えています。これもお客様から色々な話を聞いて、自分で決めたことなのですが、今お世話になっている高額バイトの出張ホスト店のように、地域で頑張っている中小企業を縁の下で支えるような仕事をしてみたいと思ったからです。

こうしたお店が増えたり、健全な経営を続けられる状況が広がれば、巡り巡って、自分のように夢を見ている人の手助けができると思います。結構壮大な夢かもしれませんが、高額バイトができる限りは、こうした大きな夢でも叶えられる環境でいられるので、今の環境に不満を抱えている方や、これからやりたいことがあるという方は、副業として出張ホストのバイトはベストだと思います。

敬吾（仮名）　25歳