出張ホストで稼いで起業に失敗…再起を目指して出戻りバイト中

20代前半にしてフランチャイズ店のオーナになったものの…

現在25歳のフリーター。フリーターと言っても出張ホストのバイトをメインでして、生活も自分でどうにかやっていますが、実は数年前までラーメン店のフランチャイズ店のオーナをやっていました。ことの始まりは、20歳の時にイタリアンのお店で働いていたんですが、そこで現在の出張ホスト店のオーナーに見初められスカウト。

高収入というところと、新宿が拠点という立地の良さ、また、その求人募集内容が魅力的だったので、週2~3で、イタリアンと掛け持ちで入店することにしました。仕事内容も話に聞いていた通りでしたし、お客様も親切で仲間とも話が合うし、昼間の仕事のイタリアンレストランにも来てもらったりして、とても良かったです。そんな風に楽しく仕事をしつつも、高額バイトでしたので、その後はバイトで稼いだ資金500万を元手に、ラーメンのフランチャイズオーナーに挑戦することにしました。

コロナ禍と同時に飽きもあって客足が遠のいて…

初めの頃はお客様が並ぶほど人気があったし、当時の仲間もちょこちょこ来てくれたりしていたのですが、そこに慢心して、新しいメニューの開発もせず、店もちょっとずつ汚れてきて、やっぱりそうした店には自己管理をしている出張ホスト仲間も来づらくて足が遠のき、お客さんの数も減少…。

とどめに、コロナで飲食店は壊滅的な打撃を受けて、売り上げが厳しくなり借金も増えたため、2年持たずして撤退となってしまいました。幸い、バイトの時にお客様からアドバイスをいただいていて、引き際をわきまえていたので無駄に多額の借金を背負わずに済みましたが、ゼロどころからマイナスからの再スタートになってしまいました。それで、現在出戻りで、再びこちらの出張ホストのバイトのお世話になっているというところです。

バイトのお陰でチャレンジする気持ちが持てます

フランチャイズのお店が潰れてしまったのは、もちろんコロナ禍でたくさんの飲食店が潰れてしまったので、仕方ない部分もありますが、なにより自分が不勉強だったせいもあり、失敗は必然だったかもしれないと思っています。

ですが、まだ起業はあきらめていません!!どん底から這い上がるつもりで、出張ホストをしつつ、今また、お金を貯めて次の事業はなにをしようかと考えています。元々雇われや、普通の会社サラリーマンは自分に合わず、自分で全ての責任を負って生きる方が性に合っていると思いますし、上の顔色を伺って、我慢しながらつまらない仕事なんて絶対にしたくないと思っています。

多少苦労はしますし、失敗する可能性もありますが、出張ホストのバイトをしている限りは収入はありますので、チャレンジし続けたいと考えています。メンズ専門の光脱毛店とか、コンタクトレンズの売り上げを見込んだメガネ屋のフランチャイズなど、興味のあるビジネスが色々あるので、早くお金を貯めて再チャレンジしたいと思います!

宏一(仮名) 25歳 フリーター