幼馴染のおかげで引きこもり生活から脱出し高収入の道へ

就活に失敗して引きこもりになりかけて…

僕は、専門学校を卒業後、就活に盛大に失敗しました。30社以上応募したかと思うのですが、どこもコロナ禍というタイミングもあって業種的にも新人を入れる余裕がない状態。さらに、自分が一番希望していた会社にも落ちて、せっかくこの業界に入りたいと願って、高校卒業後に、大学進学するようにと勧める親を説得してまで専門学校に入ったのに、本当に焦ったし、なにより全てが嫌になってしまいました。

それで自信をなくし、落ち込んで三ヶ月ほど引きこもりになってしまい、このままでは自分はニートになってしまうかもしれないと思うものの、体が動かないしでどうしようもない状態になっていました。そんな僕を見かねたのか、親同士が仲が良い、幼馴染の大学生の友達が心配してくれて、僕を無理矢理、飲みに連れ出してくれたんです。

就職が上手くいかなかったことや、圧迫面接で嫌な思いをしたこと、将来の不安など、一通り愚痴を聞いてもらったのですが、友人は「OK。そういことなら紹介したいところがある」と、こちらの出張ホスト店に、僕を連れて行ったんです。

高額バイトの求人募集の話に半信半疑になりながらも頼る事に

実は、幼なじみの友達は、この店のキャストだったんですが、親から相談を受けて僕をここに紹介したくて、飲みに連れてきたんだと後から教えられました。今になればありがたい話だったんですが、当時はわけがわからず、新宿の出張ホストなんて危ない仕事なのかとすごくドキドキしていました。

ですが、早速マネージャーを紹介してくれて、仕事内容をしっかりと教えてくれたり、なんで高収入なのかという理由を教えてくれて、さらに「本気でうちでやってみない?君の雰囲気ならマジで稼げるよ」と後押しまでしてくれたので、ちょっとやってみようかなと承諾。

次の週には初出勤してみたのですが、まだ何もわからないうちからお客様の指名をいただいたりして、すごくやりやすくて助かりました。現在三ヶ月目なんですが、おかげさまでかなり稼げるようになり、少しずつ自信もついてきました。

友人とマネージャーさんのお陰で救われた人生です

一時は、自分はもうなにもできないのでは、自分なんかどこからも必要とされてないのでは…なんて暗い思考に囚われていたんですが、お客さんに喜んでもらい、スタッフさんから必要とされ、自分でも笑顔が勝手に浮かぶようになりました。

こんなふうに、友達とマネージャーさんのおかげで救われた僕ですが、ちょっとしたきっかけで、人生は変えられるんだなと、あの日出張ホストのバイトすることに決めてよかったなと思っています。

現状、かなり稼げているので、しばらくこの仕事を続けても良いとは思っているのですが、今後は自分を試すために、もう一度就活にチェレンジしたいと思っています。とはいえ、チャンスをくれたこのお店から離れたくないという気持ちもあるので、もし仕事が決まってもしばらくはダブルワークでいきたいと思っています!!

長人(仮名) 21歳 フリーター