二年目から店舗スタッフになった元キャストの新人教育について

店舗スタッフの仕事を紹介します

僕は一年間キャストをやって、お店から二年目からは店舗スタッフをやってみないかと誘われ、今はこうして裏方に回っています。そうはいっても、キャストが足りないときのサポートも結構しているんですけどね…。求人募集中ですので、応募を考えているみなさん、ぜひお気軽に問い合わせてください。

店舗スタッフの仕事は電話応対やシフト管理、それから新人教育というものもあります。自分は以前ホテルで働いていた経験があり、接客や言葉遣いに関しては、自分で言うのも何ですがプロ級ということもあって、その部分を見込まれ、新人教育を任されることが多いです。

そうはいっても、ガチガチに締め付けるような教育はしません。この世界に入ってくる若い人、わりとしっかりしているんですよね(笑)今の若者は、とか言いますが(まあ自分もそうなんですが)、そんなにふざけたヤツもいません。常識的な人が多いので、それにプラスして「この仕事ではこうだよ」というような教え方をしています。

基本は喋り方と接客態度について

当店の出張ホストの仕事では、比較的、年齢層が高めのお客様と接することになります。中には、本当に超一流の世界の住人もいらっしゃいます。やはりそういった方々と接する上でもっとも重要なのは、敬語の使い方です。最低限「ですます」は当たり前、というところから、まあそんなことができない人の方が少ないのですが、基本的な部分を教えていきます。

とにかく失礼のないように、接客中の態度にも気をつけるように、とは言わなくてはいけません。友達とお喋りするのではないのだから、たとえば接客中にスマホを見たりするのはNGだし、なんかブスッとした不機嫌そうな感じでお客様を相手するのも、当然なし。

――と、新人教育といっても、大体この程度の範囲です。本当にそのへんの常識面がわかっていない人は、面接の段階でこちらにも伝わってくるものがあるので、残念ながら…という形になることもあります。それでも、ある程度矯正できそうで、伸び代がありそうなら、雇ったりもするのですが(笑)

接客を通じていろいろと学んでください

僕は二年目という、わりと浅いキャリアで店舗スタッフになりました。それは前職がホテルマンという経験を買ってもらってのこともあるし、キャストでの経験もかなり活きたと思います。お客様とのお相手を通じて、本当にいろんなことを学ばせてもらいました。

もちろん高額バイト、高収入、というような情報を聞いてみなさん、お金を求めて入ってくることだろうと思います。ただうちも老舗店ではありますので、最低限のことはお仕事の前に確認させてもらいます。けれど、そこから先はキャストに任せていく方針でもあります。

というのも、やはり見事に洗練されたお客様と接していると、自然とそれ相応の態度や喋り方というのは身についていくし、それで問題ないので…ある程度以上のことはお客様に学ばせてもらうというつもりで、気楽に入ってきてください。もちろんフォローはします。

葵(仮名) 24歳 店舗スタッフ