過去黒歴史を反省…お客様第一で喜ばれる接客を目指して

馬鹿な見栄張って下手打ったのがきっかけ

好きな女がいて、やっぱり見栄を張りたくて、金持ちの家の友達に車を借りたんです。それでドライブ中に事故。車種が車種だけに修理代も高くついて、その費用をなんとか出すために高額バイトを探して、出張ホストになりました。それが、大体もう二年前の話になるのか…。

そうです、なんだかんだ、そんな経緯でこのお店の求人募集を見て入ってきた僕も、二年続いているんです。それくらい面白いというか稼げるバイトです。高収入、そのもの、というべきか、そこは個人のやり方次第ということもあると思いますが、自分はうまくいっている方なのかな? というよりも、この仕事が合うのかもしれないです。なんか、お店の雰囲気とかも好きですし…。

大体それ以前の僕は本当にただの格好つけの馬鹿でした。この仕事を通していろいろと学んで、振り返ってみると恥ずかしいです。そんな若かった(といっても今でもまだ若いと思いますが)僕をこうして雇ってくれて、しかも一人前に育ててくれて、お店には感謝の思いがつきません。もちろんお客様も、いつも本当に良くしてくださりありがとうございます。

いろいろ勉強をさせてもらいました

入った当時はどうだったんでしょうね。客観的に見てイタいヤツだったかもしれません。というか絶対そうです。もうその頃は本当に高額な修理代を稼ぐために、それ一途、金のことしか考えてなかったし、「こんなことして時間無駄にしたくねー」とか、そんな軽薄なことを思ってもいました。当時はお客様第一とか、喜ばれる接客とか、考えもしませんでした。

それがだんだん、心に余裕みたいなものが生まれてきたのが、その修理代を払い終えて、さあこれからどうしようか、と思ったところです。別にお店に引き止められたわけではないのですが、とりあえず残ろう、と。ひとまず今の自分が他に何やってどれくらい稼げるんだと考えると、ほとんど社会的価値みたいなものもないし、他の選択肢も少ないだろうな…。

というわけでお店に残る選択をして、そこから、お客様に対しての接し方とか態度とか、先輩キャストのアドバイスなども受けて、見直しました。そうすると、なんだかこれまでの自分の態度とか、本当にありえないな、と思いました。敬語もハンパな使い方しかできていなかったし、先輩キャストの「お客様第一だよ」という言葉なんて、頭になかったです。そこから丁寧にやろうと、自分なりに、ヘタを重ねながらですが、いい接客を心掛けました。

失敗して今がある、自分を認めています

喜ばれる接客、ということを今は常に頭においています。実際、接客させていただくお客様は自分には不釣り合いな魅力的な年上のお客様も多く、無知な自分はいっぱい失敗して恥をかいて、お客様にいろいろ学ばせてもらって、ここまで続けられました。だからその経験値を糧に、今は、相手の気持ちを深く考えて、最良の態度や言葉遣いを意識しています。

こう言うと自慢みたいですが、二年働いて、あのとき友達に借りた高級車が買えるようにもなりました。高収入、いい生活、当時からは思いもしないような成長した自分の姿です。失敗が浅はかな自分を変えてくれました。人生何が災いするか、幸いするか、本当にわかりません。

駿(仮名) 22歳 出張ホスト歴2年

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