金持ちになるため地方から東京にきて出張ホストに応募

出稼ぎにやってきた東京で

東京には出稼ぎで出てきました。地方の出身で、本当に貧乏でお金がない家なので、とりあえず東京で高額バイトでもして稼いでこようと。今本当に家の車のお金が払えないような状態だったので、即金が欲しいのも事実で、最初は単発でいくつか現場系の仕事をやりました。

泊まりはネカフェでしたが、あるときその個室で明日の仕事を探しているとき、出張ホストという新宿の街でのバイトを見つけたんです。その口コミなんかも見ていると、なんだか人によって言うことは違うみたいですが、とにかく稼げるのは本当らしくて応募しました。

求人募集を見て、翌日に即面接で、その場で採用が決まりました。後から聞いてみると「素朴さが良かった」ということで、なんだか、そういうもんかな、と。こういう仕事は華やかな人がするイメージなので、僕みたいな地味なヤツに務まるものかと思ったのですが…。でも、そう思いながら応募はしたわけで、そのときに何かを感じていたのかもしれません。

貧しい育ちなので驚いています

初日はドキドキでしたね…それはどんなバイトでもそうかもしれませんが、やっぱり怖かったですよ。でも、最初のお客様がわりと短時間で、ちょろっとお酒飲んで、「今日初日なんだって?」と軽く聞く程度でお喋りともいえないような時間を過ごして終わりだったので、なんだか拍子抜けしました。

実際、そういうちょっとした気分転換みたいに利用されるお客様も多いようで、慣れるまではお店もそのような目的の方を優先的につけてくれたようです。そうは言っても、なかなか驚きですよ。貧しい育ちなので、出張する先で見るアレコレの眩しさに目が眩みました。

やっぱり東京にはお金持ちが多いんですね。バカみたいな感想ですが、本当に率直なところでは、その一言です。自分の育った場所では信じられないような遊び方もありますし、それにお客様がお店に払っている額を想像すると、本当に? といまだに信じられません。

親に贈り物もできました

子供の頃から家庭が貧しかったので、いろいろと親には文句をつけてばかりいましたが、こうして東京に出てきて、そういう自分が未熟だったと反省しました。自分は今週4でお店に出て、賃貸も借りて稼いでいるので、余った分は仕送りもしています。先日はチップをもらった分で、親にプレゼントもしました。

こういう生活に憧れていたわけではありませんが、事実、じょじょに東京の街になじみつつある自分を思うと、やっぱり一攫千金のチャンスとかも、こういう大都会以外でないよなと妄想しそうにもなります。まさか僕に…いや、でも、それもありえない話じゃないですよね。

これからもしばらく東京に住み続けようと思います。本当にただの出稼ぎで追い出されたみたいな感じなのですが、東京はやはり刺激的だし、もしかすると内心親も「ちょっと都会を見てこい」という感覚で言ってくれたのかもしれませんね。楽しい毎日を送っています。

恭一(仮名) 21歳 フリーター

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