マネージャーに救われ借金返済…このご恩は必ず返していきます

借金生活、まあぬるい方とはいえ

僕が持ってるもの、自慢じゃないですが200万円の借金くらいでした。それもなんというかぬるいじゃないですか。最近の某芸人なんて700万円で今も増え続けているとか言っていますから、そういう意味でも半端者です。見栄を張って遊びまくった結果、キャッシングで200万円、そんな感じ、ストーリー的にも普通でしょう(笑)

けれどこの件で親に愛想を尽かされたのはたまりませんでした。仕送りストップ、しかも「借金返すまでうちの玄関には上がらせない」と言われて、どうしようかな、と。バイトの面接いったら落ちるし、「おまえ顔暗いんだよ」と、その場で不採用突きつけられて。

帰り道に本当にとぼとぼ道を歩いていると、「マジだって、新宿の高額バイト」と学生らしき子の声が聞こえて、「高額バイト、新宿」と検索して、この求人募集を見つけたんです。正直、出張ホストという職種は見ていなかったですね。ただあるのは、新宿にはデカいカネが動いているはず、というイメージでした。

面接はチャリできた

後からわかったのですが、そのとき電話を取ってくれたのはキャストからの信頼も厚いマネージャー。「なんか元気ない? 大丈夫?」と心配してもらって、「はあ」とか答えて、とりあえず面接の日を設定してもらいました。当日は本当に小銭くらいしか残りの金がなかったので、チャリで一時間かけて新宿へいきました。

「なんか君すごいね」とマネージャーはそこも面白がってくれましたね。「ちょっと一回メシ行こう」と、少し早い夕食をご馳走していただき、「今日過ごす金は?」と言って首を振ると、何もいわずにお札を二枚くれました。「俺からの気持ちだから、書類揃えて来週からお店これるな?」と。

思わず涙が零れました。マネージャーには入店後にもお世話になりっぱなしで本当に頭が上がりません。結果的に借金返済はすぐにできて(4ヶ月、週5出勤)、なんとかなりました。それもこれも、すべてあのときのご恩のおかげです。

優しさに包まれて働いています

仕事のことについて少し書くと、出勤初日から指名は頂戴できました。そのときにマネージャーに借りたお金を「いいって」と言われながらも返し、一週間後には「仕事もしっかりやってるし見所あるよ」と焼肉に連れて行ってもらって、ちょっといろいろ話したりして、お店になじむ雰囲気をつくってくれました。

優しさに包まれて働いているな、と感じる日々です。キャストもお客様もそうです。こういう環境はなかなかないんじゃないでしょうか。安心感、それも長く続いて、「とりあえずここがある」と思える場所、それが僕にとって、このお店で、もちろん仕事も楽しいです。

そういえばあのときの焼肉の後も、泣いてしまいましたね。このご恩は一生忘れることはないだろうと思います。これからもしばらくお世話になります。借金返済のあとは、ご恩を返していきたい、そういう気持ちです。本当にありがとうございます。

一哉(仮名) 23歳 フリーター

関連記事