フリーライターが副業開始!本業の仕事の営業になって二度美味しい

書くことが一応仕事です

フリーライターをやっている者です。SEO会社でWEBライターから入り、そのあとは某出版社で芸能関連の記者を経験しました。そのあとは、飲食店やナイトワーク系などの取材を主とするフリーライターになり、大学を出てから今まで、この仕事一本でやってきました。

しかし最近はちょっと収入が凹み気味。理由は聞かないでもわかりますよね。書く仕事もこういう社会情勢の影響は受けるもので、本業での稼ぎだけでは食えなくなりました。そこで何か高額バイトを、と考えたときに、以前取材したレンタル彼氏の仕事を思いついて…。

検索して見つけたのが、こちらのお店でした。つくづく、いい副業の出会いに恵まれたものだと思います。その他にもいろいろなお店が候補としてあったのですが、本当に安心して働けるのは新宿のこのお店だけだと思います。求人募集が出ているタイミングに当たってよかった。

不定期で働くつもりが、いつか定期に

面白そうな仕事だな、という印象を最初から持っていたので、結構最初から仕事にはすっとなじむことができました。それも自分で言うのも何ですが、やはり言葉を生業としている人間なので、まあトークにも若干の自信はあるんです。だから指名も連続しました。フィーバーとまでは言いませんが、運営さんに「なかなかやるな」と声をかけていただくほどです。

お客様の中には出版関連の仕事をしてらっしゃる方もいます。そういう方から、本業のことで仕事をいただくこともありますね。ただ、もちろんそこはこっちから営業をかけるわけはありません。あくまで話の流れで自然にそうなったときに、実は、という持っていき方です。

それに自分の中で書くということが、別に本質的なことではないので、どちらかといえば今はこの仕事のほうに魅力を感じています。不定期でちょこちょこ、というイメージだったのですが、まあ週二回ではありますが、定期的に出勤させてもらうかたちになりました。おかげで収入ももちろんアップし、ライターの金とは比較にならない稼ぎを得ています。

就職につながるアピールができたら

この仕事は若いうちだけだろうな、と思います。僕は今24歳ですが、たぶん25が一つの区切りかな、と。ライターも若い頭じゃないとどうしても今の話題についていけない面があります。SEOもその他の記事も、30歳以上だと難しい壁がちょっとあるんです、たぶん。

そういう意味では、今がどう考えたって好機だと思います。ライティングの仕事も安定しているとは言い難いので、今、出版関連のお客様にアピールして、どこかの編集部にでももぐりこめたら、と。その感触がないわけでもないので、とあるお客様の接客で、ちょっとずつ前進していけるよう努力します。もちろん原稿を作成する能力も磨かなければなりません。

安心して働けるお店なので、つい甘えてしまいそうになるのですが、どこかで一線を引くというか、自分でキリをつけることも大事だと思います。稼ぎがいいことにあぐらをかいてそれ以上のプラスワンを怠ったキャストは、そこでいい波が止まってしまう気がします。

廉輔(仮名) 24歳 ライター