サパークラブから転職し自由なシフトで体の負担なく安心

似た職種だけどこっちの方がラク

サパークラブからの転職組です。ちょいちょい、このお店にもいますね、同じようないきさつの仲間が。サパーも接客業で、あっちの方が常にテンション高くて、まあそれも楽しかったですけれど、疲れる。昼夜逆転生活で自律神経がおかしくなり、転職を考えました。

そして、友人に紹介されて選んだのが出張ホストです。「何が変わったの?」という人も居るかもしれませんけれど、まったく違います。まず、仕事のペースを自分で選べる。いつ入るか、僕の場合は時間は夕方~0時くらいということもあって、以前と比べると体の負担なく安心して働けています。

なぜ出張ホストという紹介を受けて、そのまんま入店してきたかというと、サパーの経験が活かせるということも考えたからです。せっかく似たような業種を経験してきて、高収入が得られるバイトがあるのだから、最初からそんなに緊張もせず、お客様に満足してもらえる方がいいですよね。自分的にもそうで、WinWinというか。

体調も回復 酒もマストじゃない

サパーではどうしてもお酒を飲まないとお客様とテンションが合わせられないので、連日の酒で、ちょっと頭がクラクラするようなこともありました。思えばあれもれっきとした体調不良でした。その点、出張ホストの仕事では、酒がマストではないので、その点もラクです。

お客様が求めているのは、どちらかというと「静かに一緒にいる時間」とか、つまり「癒し」とか、「趣味の話」とか、自然なものです。もしかすると、お店側が僕の方に気を遣ってそういうリクエストのお客様をつけてくれているのかもしれませんね。

おかげさまで体の負担なく安心して働けるし、何より、ちょっとずつ、前まで全快とはいえなかった体調が回復してきました。これで、まだまだ接客が続けられそうです。自分ももともと人と話すのが好きで、こういう仕事が天職だとは思っているので、その基本となる体調が戻ってきたことは何よりです。

サパー時代の同僚とも円満に交流あり

新宿のサパークラブから転職して、新宿の出張ホストへ(笑)。ちょっと「ナメてんのか」と思われても仕方ないような自分ですが、同じような世界ということもあってか、まあケンカせずということで、もともと仲の良かったサパー時代の同僚とも円満に交流しています。

「戻ってこいよ」と言われることもなく、「おまえの性格とか体質なら、そっちの方が合っているのかもしれないな」ともサパーの店長にも言われて、なんかそのときは涙が出そうにすらなりましたね。

「まあ、お互い安心して働けるのが一番ってことだ。がっつり高収入稼いで、こんな時代だけど、俺たちはなんとか生き残ろうぜ」と店長はそうも言ってくれました。

自分の場合はサパークラブから転職でしたが、この仕事は、元の業種はいろいろで、とにかく転職組が多いです。みんな、それぞれの経歴を活かして、接客につなげているという感じですね。稼げる高額バイトとしてちょっとやってみる人もいれば、これで生きていこうとマネージャーとか主任を目指すガチ勢もいます。半端なようですが、僕の場合は、その真ん中くらいですかね(笑)

隆二(仮名) 22歳 元サパークラブキャスト