出張ホストの仕事をしながら新たな夢を目指しているストリートパフォーマー

ストリートパフォーマーをやっていたのですが怪我で長期離脱。その間にいろいろありました

僕は神奈川に住んでいる23歳のストリートパフォーマーです。メインはストリートパフォーマーって感じなんですけど、当然それだけでは生活が厳しいので、出張ホストのバイトと掛け持ちでやっていました。出張ホストのバイトを掛け持ちしながら、専門学校時代の友達とチームを組んで、都内で活動していたんですけど、足首の靱帯断裂のケガをして長期離脱しちゃったんです。パフォーマンスって結構難しいことを簡単そうにやっているように見えると思うんですけど、怪我とはいつも隣り合わせ。友達も打撲とか、捻挫とかよくやっていたので、まぁ怪我は当然かなって。

長期離脱をしている間に、チームの友達が仲間割れしてチームは自然消滅しちゃったんです。どうやら、パフォーマンスの内容とか、やる回数とか、もっとお金を稼ごうって話で喧嘩しちゃったのだとか。ケガの治療後は足首の調子が上がらずバランスもとれず、パフォーマーとしてのモチベーションが下がってしまったんです。靱帯断裂って普通の生活だけならそんなに支障ないかもしれないんですけど、やっぱスポーツとかパフォーマンスになってくるとどうしても昔のようにはいかなくなってしまったんですよね。その後、現実逃避するかのように出張ホストの仕事でお金を稼ぐことに夢中になっていきました。

出張ホストのバイトは営業にもつながっていたりしてました

出張ホストのバイトは普段から週3程度のシフトで入ってました。パフォーマンスは大体土日にやっていたので、平日の夜にバイトしていた感じですね。お客様とお話するときにもパフォーマンスをやっているって話になって、実際見に来てくださるお客様もおりました。なんか出張ホストでも営業しているって思われるかもしれませんが、ほかのキャストもダブルワークとかしていたりすると、自分の仕事の話とかを振られて、結構お客様が興味を持ってくださるんですよ。なので、本業以上に出張ホストのバイトには力が入りましたし、今なんかはやることもないのでシフトがっつり入って、稼がせてもらってます。あと、出張ホストをやっている間に自分の夢もできてきたので、その夢に向かって貯金もしているところですよ。

今後は指導者として大成したいと思ってます

最近は、自分のファンだったという年下のパフォーマー志望が慕ってくれており、色々なテクニックを伝授するようになりました。慕ってくれるっていうのはすごくうれしいですよね。僕自身学生時代から教えるのが上手いと言われていたので、最近はストリートパフォーマーとして生活するのではなく指導者になるのもいいのかなと思っていてスクールの立ち上げを検討中。スクールは物件さえ確保できれば設備なしで始められるので、今23区内で物件を探しているところ。住むところも23区内にしようかなって計画しています。新しい夢ができて、今はとてもやる気に満ちています。こういった夢を作ってくれたのももしかしたら出張ホストのバイトのおかげかもしれませんね。指導者として大成できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

KEN(仮名) 23歳 ストリートパフォーマー