お金が底をつき、どん底の状態で出会ったのが出張ホストの仕事でした
僕は都内に住んでいる22歳。出張ホスト歴1年です。まだまだこれからって感じですが、結構順調に稼げてます。出張ホストの仕事以外は特になにもやってなくフリーターって感じなんですが、僕には夢があったんですよね。実は格闘技に憧れがあって、いつかは格闘技で金を稼ぎたいなって思ってたんです。そこで、プロの格闘家志望でアマチュアの大会に出ていたのですが、試合中の膝のケガをきっかけにモチベダウンで無気力になっちゃったんです。膝の怪我って長引きますし、試合中に負った怪我ってこともあって、なかなか再戦する気になれなくなってしまったんですよね。
特に定職もついていたわけではなかったですし、毎月いろんなところでお金が出ていってお金も底をつく寸前。ぶっちゃけ所持金1万を切るところでした。これはまじでやばいなって思い、何かしらで働かないとって思ったんですよ。生活のために即金もらえる高額バイトを探していた時に、出張ホスト店のキャスト募集広告を発見。仕事内容はあんまり知らなかったんですが、金に困っていたので迷わず面接応募したんです。これが僕の出張ホストの仕事に出会ったきっかけですね。
初日は眠れないほど緊張しました
ぶっちゃけ今まで接客業をしたことがなかったので、やっていけるのかな?って思ってました。面接のときマネージャーからは「いろんな夢を持ったキャストがいるので、またモチベーションアップにつながると思うよ。お金を稼いで復帰できるといいね」と温かい言葉をもらいました。採用されて、出勤の初日は眠れないほど緊張したんですよね。格闘技の試合ではあんまり緊張したことなかったので、初めての出来事でした。
ちゃんと指名とかされるのかな?とか、ちゃんと接客できるかな?って色々考えていたのですが、おかげさまで初日に指名をいただきました。新人ってことでプッシュしてくれたスタッフの方には感謝したいですね。また、初日に入店祝いで、貧乏な状況を見かねたマネージャーが、仕事終わりに食事に誘ってくれたんですよ。普通ここまでしてくれる人はいないと思って、泣いてしまいましたよ。
トレーニングを再開し復帰を目指してます
おかげ様で現在は生活も安定し、お金と時間に余裕ができるようになりました。長引いていたケガも、整骨院を志望しているキャストに見てもらったり、キャストからいい病院を紹介してもらったので、無事に完治しました。完治したタイミングでトレーニングを再開。鈍った体を戻すためにもジムに通い出しました。
元々格闘家志望でしたので、今はハードに追い込んでます。昼はトレーニング、夜は出張ホストの仕事と毎日が充実しています。格闘家として復帰することがマネージャーたちへの恩返しと思い今頑張っています。お金がなかった頃には考えられないほど今は充実してますね。出張ホストの仕事に出会えてほんとに良かったと思いますよ。復帰して、試合があるときは常連さんやマネージャーにも見に来てもらいたいですね。
淳也(仮名) 22歳 格闘家志望のフリーター