バンド活動を再開するために会社を辞めて出張ホストに応募

もう一度と思いバンド活動再開させたドラマーです

僕は25歳でドラマーやってます。ミュージシャンにあこがれていて、プロのミュージシャンを目指していたんですけど、世の中ってそんなに甘くないんだなって話なんですよね。誰でも簡単にプロのミュージシャンなんてできるわけでもないですし、なるにもお金が結構かかったりするんです。そこにコロナの影響もあってバンドマンとして食う道は厳しいと思って一度夢を断念したんです。

とりあえず生活するために家電販売の会社に就職して、接客業をやっていたのですが昔からのバンド仲間でもあったボーカリストに口説かれてもう一度ドラムをやろうと思い、バンド活動再開しました。もう一度バンドマンとして生きるために、家電量販店の会社員をやめて学生時代の友達の紹介で出張ホストにチャレンジしました。これが私の出張ホストを始めたきっかけです。

不定期で自由に働ける出張ホストはほんとにやりやすい

出張ホストの魅力は何と言っても不定期で自由に働けることですね。お金が必要だなってときはガッツリシフトに入って仕事すればいいですし、バンドの練習やライブなどで忙しい時は思い切ってまとめて休むこともできます。自分の都合に合わせて仕事ができるのが魅力なんですよ。

こんなに自由に入ってたらスタッフさん大変なんだろうなって思うのですが、急にまとめて休んでも嫌な顔ひとつしないですし、マネージャーからも「夢を目指しているなら応援するから、どんどんやりやすいように働いてくれたらいいよ」と後押ししてもらってます。なので遠慮なくというか、キャストにとってやりやすい職場を運営してもらっているのはほんと嬉しいところですよね。僕以外にも芸人を目指してたりとか、鍼灸師を目指しているキャストとかもいて、みんな自分の夢のために頑張っているので僕も自然と頑張るようにしてます。気が付かないところでお互い励ましあってる感じですね。

ライブハウスを買い取って経営してみようかなと思います

今はバンドのリーダーとして、出張ホストで稼いだ資金をバンドの活動費用に回しながら、地方遠征の資金もやりくりしてます。結構地方の箱って安いことがあるんですが、交通費が馬鹿にならないですからね。他のメンバーの助けになるように出張ホストで稼いだ資金をうまく回してます。最近はバイトやバンドで稼いだ資金を元手に、潰れてしまったライブハウスを買い取って、自分達の拠点となるライブハウス(箱)を経営するのも面白いかなって考えています。コロナのタイミングで撤退しちゃった箱って結構あるみたいで、なんかほっておけないというか、先を見たときに経営ができた方がいいんじゃないかなって思ってるんですよ。

箱の利用者は芸人さんやアイドルでもいいと思います。駆け出しの人たちには格安で貸せるようにしたいですね。経営者兼アーティストなんて中々いないと思うのでそういった新しい生き方も模索していきたいなって思います。出張ホストで稼いだ資金のおかげで色んな考えを持てるようになったなって思いますよ。そういう部分でも出張ホストには感謝したいですね。

剛(25歳)ドラマー兼出張ホストのキャスト