肉バル経営者が資金繰りに困って副業開始!順調に稼げて一安心

独立してこれまでやってきましたが…

自分は結構飲食の道一本で真面目にやってきた方だと思います。焼肉屋で修行して、22歳で独立して肉バルをオープン。もちろんいろんな先輩たちからアドバイスを受けて、自己資金を元手に銀行から融資も受けて、かなり見た目にもサービス内容的にも充実した店だと思います。

それが、ここへきてコロナの影響で苦しくなってきました。やはりお酒の提供が規制されるというのはキツいものです。ですが、自分の場合、資金繰りがいくら苦しくても、「いつでもやっているお店」というイメージは損ないたくないので、休業はしていません。あくまで都からの協力要請に従いながら、時短営業はしています。

ですが、なかなか協力金がおりてこない現状もあり、資金繰りが厳しいときには、少しの隙間を縫って、従業員には内緒で出張ホストのバイトをしています。短時間で高収入が稼げるので、助かりますね。体力的にもキツいものではないし、時短で肉バルやりながらも、なんとかやっていけています。

この仕事の魅力は自由度と報酬の高さです

他には高額バイトというといろんな選択肢があったのですが、自分がこの仕事を選んだのは、出勤の自由さです。基本的にこちらの都合で出勤させてもらえる。これが自営業者の自分にとっては助かります。時短営業しているとは言っても、後片付けとか何とかで、結構一日の自由時間は少ないので、それをうまく負担にならない程度に活用できるのは良いです。

報酬の高さも、実際働いてみて「すごいな」と思うところですね。うちの従業員たちに決してこれだけのお給料はあげられません(笑)それだけ富裕層のお客様が多いということなのだと思います。お店の内側がどんな具合なのか、そこまでは踏み込んだことは知りませんが、たぶん長年の営業実績があって、お客様もたくさんついているんでしょう。

店舗スタッフさんの仕事ぶりを見ていても、「これだけ丁寧に対応していれば、それはお客様にも信頼してもらえるだろうな」という感じがします。自分のお店も見習わなければならないくらいですね…。つい常連さんとかに対してはうちはフランクになりがちなので。

キャスト仲間も助けてくれたりします

本当に、結果的に言うと、この求人募集に出会わなかったらヤバかったかもしれません。あまり考えないようにしていましたが、お店を閉める、ということだってありえたと思います。けれどせっかく作った俺の店だ、という意地でバイトをして守ることができて良かったです。

それに嬉しいのは、このバイトを始めてから、キャスト仲間がお客様との同伴でうちのお店を利用してくれることですね。結構お金も使ってくれて、お店の方も潤っています。ありがとう。

こうしていつでも働ける副業先を見つけられたことは、先行き不安定なこの世の中を生きていくうえで、すごい大きなことだと思います。このご縁を大切に、自分にできるだけのことはしていくつもりです。

漣(仮名) 25歳 肉バル店経営