ホストに挫折し出張ホスト店に入店!ネカフェの底辺生活から脱出

ホストクラブに憧れてたんですけど、だめでした

僕は都内に住んでいる20歳のフリーターです。youtubeで見たホストの世界に憧れがあったんですよ。なんかきらびやかな世界だなって思っていたし、売り掛けとかいろいろいい話は聞かなかったけど、そういうのって、ごく一部なんじゃないかなって感がていたんです。そこで、高校卒業してすぐに新宿にあるホスト店に面接してもらって、そのとき無事採用。元々関東の北部に住んでいたので、さすがに通うことができず、寮付きのホストクラブ店に入店したんです。ですが、ホストの仕事ってすごく厳しかったんです。最初はホールにたつことなんてまず無理で掃除がメイン。あとは売れっ子ホストの付き人みたいな感じで、毎日雑用って感じだったんです。

今まで考えていたホストの仕事とはかけ離れていたんですよね。あと、ホストって売れっ子ばかりフォーカスされていると思うんですけど、売れてないそこそこな感じのホストって体を壊しながら仕事をしている人ばかりだったんです。そんな仕事の厳しさに耐えかねて2か月で新宿の店を退店。当然寮から追い出されたので親から借りた30万でネカフェで生活しながら、日雇いバイトで食いつないでいたんですけど、ほんとに精神崩壊しそうだったので、寮付きのバイトを探していた時に、出張ホストの求人に目が留まったんです。

ギリギリの状態で入店、マネージャーのおかげで普通の暮らしができてます

どんな仕事なのかなって思って出張ホストの仕事内容を見てみると、名前が似ていてもホストクラブとはまるで大違いだったんです。これなら自分にできそうな気がしてダメ元で応募しました。マネージャーとの面接では正直に今はネカフェに住んでいること、ぶっちゃけお金がなくてほんとにやばいことを伝えました。そしたらかわいそうだったのか、マネージャーから「すぐに入れる寮があるから、そこに入りなよ」といってもらい、無事採用され、無料の寮にも入ることができたんです。

おかげでネカフェ生活からすぐにおさらば、家具とかもある程度そろっていたのですぐに暮らすことができました。肝心の出張ホストの仕事の方は、最初に簡単な研修を受けて、すぐにお店に出ました。この辺がホストクラブとは全然違いましたね。下積みみたいなのはなく、すぐにお店にでて指名をいただく。そして指名をいただければ稼げるシステムなので、僕でもすぐに稼ぎ始めることができました。ほんと、この店に来てよかったと思いますよ。

今は貯金を増やすことに専念してます

出張ホストのバイトを始めるまではホストを挫折してかなり不安だったんですけど、裏方さんやマネージャーさんといったスタッフさんのサポートもあり、指名も少しづつ増えてきてて普通に生活できるレベルまでになりました。おかげで4か月で寮を出て一人暮らしができるまでになったんですよ。一時はほんと路上生活寸前までになったがなんとか這い上がることができました。ほんとに出張ホスト店には感謝したいですね。将来のことはまだ考えられないですが、今は何があっても生きていけるように、節約しながらとにかく貯金を増やすことに専念しています。

RYU(仮名)20歳 フリーター