仕事がない中卒…でも地方から出てくればこんなチャンスはある!

僕は、中卒です。それで地方出身。絵に描いたような怠惰な人生です。これまで生きてきて人に誇れるような経験なんて、一つもしていません。高校中退後は、ガテン系の仕事をして、なんとか食っていましたが、まあ、それもただウダウダと生きているだけでした。

怪我でガテン系を辞めたのがきっかけで変わろうと決意

ハタチも超えて「俺もここまでなのかな…」なんて思っていたときに、やっぱりそういうマイナスの気分が不運を連れてくるのでしょうか、怪我をしてしまったんです。しかもそれが、もう二度とこの仕事には戻りたくないと思うような、それはそれは結構な怪我で。

これに懲りて、中卒とか仕事がないとか、そういうバカみたいなことを言い訳にしていないで、自分で人生を切り開いていこうと、妙な反動心が芽生えました。何でしょう、向こう見ずの勇気というか、「やれば何でもできるんじゃないか」というような、そんな力。怪我をきっかけにそんなことを思うようになるんだから、人生、何が幸いするかわかりません。

仕事を求めて上京!「出張ホスト」を始めました

仕事がない、というんはやっぱり地方にいるからだと思って、東京に出てきました。それで始めたのが、出張ホストです。不安はまったくありませんでした。あの怪我を乗り越えたんだから、俺にはなんだってできる、そんな風に感じていたと思います。

接客業自体はじめての僕を、今思えばお店はよく受け入れてくれたものです。学もないし金もないし品もない僕のことを、「でもさすがにガテン系で鍛えただけあって体つきはすごくいいな」と、良いところを見つけて歓迎してくれたのだから、これに報いないと嘘になります。最初の頃は、そんな思いもあって、とにかく日数を入れて働きまくりました。

最初は空回りだったけど場数を踏んで学んでいきました

今振り返ると、その日々はまあ確かに、若干空回り気味だったところもあると思います。それでも、いろいろと学ぶことができたというのは本当で、場数を踏むことで、とにかくお客様が求めているのは、まず大きく、「人と一緒にいることなんだ」と感じるようになってきたんです。だから自分で特別な工夫はしなくても、自然に振舞い、「一緒にいる」という感じを味わってもらうことができれば、それで出張ホストとしては成立するんだ、と。

貯金の金額が心に余裕を与えてくれています

もう半年近く続けていますが、その基本的な思いは、今でも変わることはありません。だから僕は、結構無口みたいに思われることもあるみたいです。でも「優しい感じだね」と言って、何度も指名してくれるお客様もいるし、事実稼げるし、学歴とかそういうのは関係ないです。

たまに、地元で馬車馬のように働いている夢を見ることがまだあって、そのときは、起きるとすごい汗をかいていたりもします。この生活と過去の生活、どっちが夢かわからなくなって、おそろしくなるときには、僕は貯金の残高を見るようにしているんです。そうすると、何だか単純なようですが「大丈夫だ」と安心できるんです。そういう意味では、高収入というのは本当に大きい。お金があればこそ、心に余裕を持って生活できるんですね。

陵(仮名)21歳 中卒フリーター

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